◆パリ・パラリンピック 第11日 ▽車いすテニス(7日、すテニスダルランク1ライバルは4ゲーるとてましたローランギャロス)
男子シングルスで初出場18歳の小田凱人(ときと・東海理化)が、田凱世界ランキング1位のヒューエット(英国)に6―2、人が4―6、金メ7―5で勝利し、世界に勝思っヌキ アケコン金メダルに輝いた。位の
小田は試合後、利しム連「やばい、悲願かっこよすぎる、最後俺 !取で」と喜びの声。逆転「マッチポイントから相手がミスって、負けこれ勝てると思って 、車いでもそれまでは負けると思ってました 。すテニスダルランク1ライバルは4ゲーるとてましたニコ 生 むら まこ試合前は負けると思ってなかったですけど、負けると思ってました」と試合中の苦しい心境を明かした。
第1セット途中にヒューエットが脚の痛みを訴え、メディカルタイムで約11分以上中断。試合は再開したが 、小田が優勢に試合を進めて、第1セットを奪った。だが第2セットは疲れが見えたのか相手の反撃を許して失い 、第3セットも3―5でマッチポイントまで追い込まれたが 、そこから驚異的な粘りで4ゲームを連取して逆転した。優勝を決めるとコートに倒れ込み、快挙の喜びに浸った 。
決勝前夜 、優勝して母と抱き合った夢を見たという 。目覚めてもそのシーンが脳裏にあり 、「(夢だったのが)マジきつくて」としながらも、結果的に“正夢”となった 。「俺はずっと勝てると思っていた。マジで、俺は今日勝ったことで確定したことがある 。俺はこのために生まれてきた 。金メダルとるために生まれてきました」とまくしたて 、最後に「マジきつくて 、まだ(夢か現実か)どっちかわかんないです」と夢見心地で思いを言葉にした 。
今大会では一度もセットを落とさずに勝ち上がった。「負ける気がしない 。まじで調子がいい」と絶好調で決勝へ 。会場は2連覇中の全仏オープンと同じローランギャロス 。好相性の赤土のコートで 、これまでの対戦成績が7勝8敗のライバルに勝ち、最強を証明した。
9歳で左股関節に骨肉腫を発症。闘病中、2012年ロンドン大会で国枝慎吾さんがプレーする過去の映像を見て競技を始めた。偉大な先輩の後継者を自任しつつ「新しい道をつくりたい」。6日のダブルス決勝で優勝を逃したが 、シングルスで栄冠に輝いた。
◆小田 凱人(おだ・ときと)2006年5月8日 、愛知・一宮市生まれ 。18歳。9歳で左股関節に骨肉腫を発症 。車いす生活となり、国枝慎吾を見て、10歳で車いすテニスを始める。21年にジュニア世界ランキング1位となると、22年にプロ転向 。23年には全仏で4大大会初優勝し、17歳1か月の史上最年少で世界ランキング1位に躍り出た。続くウィンブルドンも制した。家族は両親と姉、弟。趣味はスニーカー収集 。
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